環境総合                                エコロ
          
<有機空間>

 家を新改築したら体の具合が悪くなった、アレルギー症になったり
することをシックハウス症候群といいます。発症者は国内で数百万
人とさえいわています。保育所や学校、オフィスにおいても同様の
症状があらわれています。

 これは建材などに含まれているホルムアルデヒドやトルエンなどの
有害化学物質やカビが原因で引き起こされているといわれています。

 2003年建築基準法の改正により( 200371日より施行)
@ホルムアルデヒドの使用制限Aシロアリ駆除剤によく使われた
クロルピリホスの使用禁止B常時換気システムの設置が義務付け
られました。しかし建築に使われている有害化学物質は数百種と
いわれており、その2種類の規制にしかすぎません。

 話はかわりますが、 2000年に農水省がJAS法を改正し有機JAS
規格がもうけられました。有機JAS規格は日本独自の考えでつくら
れたのではなく国際スタンダードの基でつくられています。FAO
(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機構)が合同設置した
コーデックス委員会で有機食品の世界基準が決められており、日本でも
これに準拠して有機JAS法が決められています。そして2006年暮れには
「有機農業推進法」が成立、施行されました。

 国際基準では「有機農業システムは、生態系の調和に基づき、環境保全に資するものでなければならない」ということが基本となっています。それは生産物が農薬や化学物質に汚染されないようにする(使わない、持ち込まない)ことはもちろん、自然環境、生産環境にも注意をはらわなければならないということです。有機農産物を販売するには圃場だけでなく流通過程や貯蔵施設、作業場にも有機性を確保しなければなりません。圃場でいくら農薬や化学肥料を使わないからといっても、その流通過程や倉庫や作業場が化学物質に汚染されていては何にもなりません。農産物や食品が有害物質に汚染される危険性があるからですし、環境保全の面からも外れているからです。「食の安全(有機)」をもとめるならば「建物の安全」も確保しなければなりません。そしてその考えからうまれたのが有機空間です。

 コーデックスガイドラインはもちろん有機JAS法にもそのことは定められています。ところが建築基準法は前述のとおり2種類の化学物質の規制だけです。人が住む住宅にも有機空間が必要なわけです。そしてそれがシックハウス対策、環境保全にもつながっていくわけです。

 有機空間は、第三者(検査機関)が材料、関係書類(仕様書・MSDS・工程フロー等)等の検査を行い国際規格であるコーデックスガイドラインの考え方に則ったものであると認定された事業者又は施工空間(認証)が有機空間と認定(認証)されます。

室内空気測定

シックハウス症候群

化学物質過敏症

有機空間

PCB
アスベスト

リンク

トップページ

・概要

・情報案内

・お問い合わせ